鳥取市|足腰に負担の少ない肥満予防エクササイズの紹介 - 脳・神経内科専門医 下田神経内科クリニック
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足腰に負担の少ない肥満予防エクササイズの紹介

2011/08/01

肥満には気をつけたい一方で、足や腰への負担がある激しい運動はリスクを伴います。そこでおすすめなのが水中エクササイズです。水中で行う有酸素運動の中でも、最近注目の『アクアウォーキング』の基本について、ご紹介します。泳ぐのは苦手と言う方でも気軽にチャレンジしていただけます。

《水中エクササイズの効果》
・水温の効果
温水プールの水温は通常29度前後に保たれています。このひんやり感じる水温で交感神経が働くことで、脈拍・血圧が上がり、運動を行うのに適した状態になります。奪われた体温を補うために、脂肪を燃焼させるのでダイエット効果も期待できます。

・抵抗の効果
水中の密度は空気中に比べ約800倍と言われます。そのため、同じ動作をしても水中の方がより負担がかかります。さらに水中で動作を速めることで抵抗を大きくし、運動の効果を高めることができます。

・水圧・浮力の効果
水圧は水深に比例して高くなり、立っている状態では足のほうが水圧は高まります。これにより体内の血流が良くなり、心臓への負担が軽減されます。また水中では浮力がかかり重力波空気中の約10分の1に。手足を大きく動かすのが楽なのはそのためです。

《アクアウォーキングの正しい姿勢》

・前向き
ひざを胸の方へ引き上げ、その後、足を体の前に蹴り出します。腕は体を安定させるために、腰に添えるか、体の脇に。ももの筋肉を鍛えられます。

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・後ろ向き
進行方向に背中を向けて、後ろ向きに歩きます。つま先は水底から離さず、水底をするように動かします。体幹の筋肉を鍛え、バランス感覚が磨かれます。

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・突き出し歩き
片足を90度曲げて、腰を落として踏み出します。この低い姿勢のまま、歩幅を大きくして歩きます。足と反対の腕を交互に振ります。腰の筋肉に効果的です。

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・横歩き
進行方向に90度横を向いて立ちます。進みたい方向の足をできるだけ横に高く上げ、遠くに着地させます。次に反対の足を先に踏み出した足に近づけます。これを繰り返したり、また反対方向に歩いたりしましょう。腰や足の筋肉に効きます。

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