普段からだを動かしていない人は、まず強度が低く、からだへの負担が少ない運動から始めましょう。
その意味でもウォーキングは最適です。実は五輪メダリストの高橋尚子さんも本格的な練習を始める時は、フルマラソンの距離を歩くことからスタートしているそうです。
体幹がしっかりすれば、転びにくくなり、姿勢もすっきりします。
また体幹には大きな筋肉が集まっていて、ここを使って歩くとエネルギー消費量が大きくなり肥満予防や、健康を保つための血流もよくなります。
体幹を使って歩くための正しい歩き方、『体幹ウォーキング』を日々のウィーキングにお役立て下さい。
《体幹ウォーキングに必要な筋肉》
・お腹のインナーマッスル
お腹の深部にある腸腰筋。背中と骨盤をつなぐ筋肉で、太ももを引き上げる時に働く。
・お腹
腹直筋をはじめ、お腹には複数の腹筋があります。姿勢を保つにはこれらの筋肉が不可欠。
・太ももの前
着地の瞬間に体重を支える大腿四頭筋。ウォーキングではブレーキの役割を果たす。
・背中
僧帽筋など、肩甲骨のまわりにある筋肉。腕を振るとき、背中までしっかり動かすのがポイント。
・お尻
大殿筋と、その上にある中殿筋。体重をしっかり安定させるのに重要。
・太ももの後ろ
お知りの筋肉とともに、歩くとき、からだを前に出すアクセルになる大腿二頭筋。別名ハムストリングス。
《体幹の筋肉を使った歩き方》
(1)腕振り ▼ポイント▼ |
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(2)骨盤 ▼ポイント▼ |
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(3)着地 ▼ポイント▼ |
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(4)重心移動 ▼ポイント▼ |