「頭痛」と言っても原因は様々です。
緊急性が高いものはCTなどの精密検査を行いますが、多くの頭痛は問診で診断します。
特に診察時に痛みが落ち着いている場合、頭痛の特徴を事前に把握して正確に伝えることがスムーズな診断の助けになると言えます。
あなたにあった的確な治療を行うためにも下記の内容を参考に症状をまとめておかれることをオススメします。
あなたの頭痛分析ポイント
●頭痛はいつから始まったか(長期の場合は頭痛が始まった年齢)
●痛みは頭の片側か、両側か
●痛みの持続時間はどれくらいか
●痛みの間隔はどれくらいか
●頭痛の頻度 (例:1日に○~○回ぐらい、または ○日に○回ぐらい)
●頭痛が起こる期間 (例:○~○週間または○ヵ月)
●1年のうちで、頭痛が起こるのはいつごろか(例:春先)
●1年のうちに何回ぐらい頭痛が起こる 「群発期」があるか
●時間帯に規則性はあるか
●(女性の場合)生理周期との関係は感じるか
●ズキン、ズキンとした拍動性のある痛みか
●頭のどのあたりが痛むか
●どのような痛みか (例:目の奥がえぐられるように痛い、痛くてじっとしていられない 等)
●視覚異常など、頭痛の前兆はあるか
●頭痛以外の症状 (例:痛みがある側の目が充血する、涙や鼻水が出る 等)